こんにちは、ピラティススタジオShin代表金ちゃんです。
先日、骨の記事を書きましたが、本日は、骨のなかでも、
体の中心を貫いている、”背骨”
のことをお話します。
背骨は、鼻と耳を結んだあたりから始まり、お尻の方まで伸びている骨です。
背骨の部位には、首の背骨である頚椎部分、胸の背骨である胸椎部分、腰の背骨である腰椎部分、そして、仙椎、尾椎と繋がり、
その数は、約26個です。
”約”というのは、人により多少前後することがあるから、なんですね。

この”堆”(つい)という部分に注目してみます。
一つの背骨のことを、”椎骨”(ついこつ)と言います。
腰の部分の椎骨を、積み上げたものがこちらです。
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何かに似ていませんか?
子供の頃、遊んだあのおもちゃに似ていませんか?
だるまおとし
木のトンカチで叩きながら、崩れないよう、スポーン!とだるまの胴体を落としていく、あのおもちゃです。
椎骨一個一個が積みあがって、体を支えるためには、
トンカチのような衝撃がかかっても、スポーン!と外れないよう、
接着剤のようなものが、椎骨同士の間についています。
それが、”椎間板”という、ものです。
聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
”椎間板ヘルニア”の、アレです。
椎間板ですが、接着剤というと多少語弊が生まれますね。
椎骨と椎骨を繋げていますが、接着剤のように固まっていることはなく、
水分多めのゲル状になっています。
この、ゲル椎間板がいるから、曲げやねじり等の動きが入った時に、
だるまの胴体部分つまり椎骨が外れることなく、
クッションの役割をして、衝撃を和らげてくれています。
このゲル椎間板が、ヘルニアになると薄くつぶれていってしまうのです。
それを防ぐためには、背骨の状態をよくしておくことが必要です。
背骨同士の間も関節がありますからね、その関節も動かすトレーニングが必要です。
こんなふうに。
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日ごろから背骨の柔軟性を高めておくと、
背骨の歪みから起こる、”ヘルニア”症状を防ぐことができます。
そして今すぐにできることとして、おススメしたいのが、
”水分をとること”
ゲル椎間板は、水分がたくさん含まれてますので、
水分不足はお肌の敵!だけでなく、背骨の敵!です。
喉が渇いたなあ、と感じるよりも前に、一口喉を潤すくらいの水を取るようにすることがおススメです。
生き生きした背骨で、生き生きした毎日を送ることをご提案致します(#^^#)
お読みいただきありがとうございました。
ピラティススタジオShin
金原 晴香
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